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   会長あいさつ Yatsushiro Dental Association 2024 ©  19709

八代歯科医師会のホームページにようこそ〜!
私たちは 皆様の歯と口の健康のお役に立ちたいと 考えています!

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 平成9年に発刊された「八代歯科医師会史」を紐解きますと、八代歯科医師会は、昭和初期から 熊本県歯科医師会の郡支部として存在し、昭和22年に八代歯科医師会として設立、昭和63年に社団法人となった、とても歴史ある団体であることがわかります。
 その間、昭和18年の無医村挺身歯科診療班から始まった学童集団診療は、昭和36年まで続けられ、それを評価されての文部大臣表彰、また、昭和61・62年の六歳臼歯フッ素塗布モデル事業などは、本会の先輩方が、地域歯科医療、地域歯科保健に熱心に貢献してきた証として誇れるものであると思います。
 平成10年8月には、念願であった「八代歯科医師会口腔保健センター」を落成し、日曜祝祭日の休日救急歯科診療を始めました。口腔保健センターは、会員の研修の場とともに、地域の皆様にも認知され、地域歯科保健の中核としての機能も徐々に果たせるようになりつつあります。
 このような中、平成18年4月に、わたしは、八代歯科医師会の会長として就任しました。時代は、高齢社会です。歯科医師会はこれまでも厚生労働省とともに、80歳で20本の歯を残そうという、8020運動を進めてきましたが、大きく平均余命の伸びた現代、ご高齢の皆様に、いつまでも口から食べられる喜びを謳歌していただくためには、歯や口の健康を維持していただかねばなりません。近年、「口腔ケア」の重要性が注目されています。高齢者の直接の死因に多い「誤嚥性肺炎」は、口の中の細菌が原因で起こるものです。口の中の清潔を保つ「口腔ケア」が、この誤嚥性肺炎の発症率を明らかに抑えることがわかってきました。
 平成18年4月から始まった介護予防事業の中に、「口腔機能向上プログラム」が加えられたのもこのような理由からです。口の中が乾燥したり、嚥下障害のある(むせやすい)ご高齢の方に、口腔ケアを行いながら、食べるリハビリテーションを行っていく、新しい介護保険の事業なのです。この事業に、歯科が関わろうとしているところです。
 美味しく食べること、楽しい会話の場を持つこと。このような食と会話の文化、基本的な「生きる力」を支えるために大切な役割を果たしているのが口と歯です。もちろん、これらは、高齢者だけではなく、子供から、あらゆるライフステージの中で、大切なコンセプトになってきます。皆様の「生きる力」をサポートするために、私たち歯科医師が日々努力をしていきたいと考えています。
 八代歯科医師会は、八代地域の皆様の歯と口の健康、食と会話の文化に貢献するために努力いたします。どうかよろしくお願いいたします。



一般社団法人 八代歯科医師会
会長 増田 了
第32代会長(最新) 山口 透 
第30・31代会長 水上正太 
第28・29代会長 中川純一 
第26・27代会長 増田 了
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